報告を入れたのは何と帝東大病院からだった
川野氏「なんで帝東大病院から俺の元に・・・まさか失敗するのが怖くて俺に執刀しろと・・・これだからエリートは嫌いなんだよ(怒)」
感情をあらわにした川野氏だが、話くらいは聞いてやろうと自らの足で帝東大病院に向かうのであった
帝東大病院(帝東大理科Ⅲ類卒超絶エリート医師)「あ、初めまして川野先生!お忙しい中、ご足労頂きありがとうございます」
川野氏「いえいえ、天皇陛下が心臓の緊急の手術が必要らしく私でお力になれる事があればと思い…」
帝東大理科Ⅲ類卒医師「はい、手術に関しましては、当然、私たちでも確実に成功できる自信はありますし(いかにも上から目線で俺はエリートなんだからできないわけないだろといわんばかりの口調で)手術は成功するという事が必然的に起こると確信しております!ただ・・・万が一の事を考えまして・・・」
川野氏「万が一?それはつまり失敗する可能性がありそうなってしまうとあなたたちの地位が底まで落ちてしまうのが怖いと言う事ですか?帝東大のブランドを汚すわけにはいかないと!」
帝東大理科Ⅲ類卒医師「いえいえいえ!とんでもない!私たちは患者が天皇陛下だろうと分け隔てなく平等に接する、決して差別するなど考えられない!私は医者です!医者とは目の前の患者が誰であろうと苦しんでいるのであれば助けなければならない!それが医者の使命であり決してぶれてはいけない部分であります!」しかし・・・
川野氏「今日はもう遅いですので明日、私なりに考え結論を述べさせていただきたいのですが宜しいですか?」
帝東大理科Ⅲ類卒医師「わかりました、是非前向きに検討していただけますよう宜しくお願い申し上げます」
川野氏「それでは」
帝東大理科Ⅲ類医師「今日は本当にお忙しい中ありがとうございました、是非前向きに検討していただけますよう宜しくお願いします」
川野氏「はい・・・」
帝東大理科Ⅲ類卒医師「ちっ・・・落ちこぼれ野郎が!調子に乗んじゃねーよ!万が一の事があったら帝東大の地位が底に落ちるからに決まってんだろ!もしもの事があったならお前のせいにできるからなハハハハハハ」
しかし、後に落ちこぼれ叩き上げ医師が帝東大理科Ⅲ類卒エリート医師を完璧なまでの手術をし、完膚無きまでに叩きのめすのであった
続く…