18時40分になったので待ち合わせ場所に向かう裕也
裕也「あっ、まだ来てないか、20分前だしな…適当にスマホでもいじって時間潰すか」
麻衣美「あっ!やばいギリギリかな遅れたくないな…あ〜もう私って本当に時間にルーズ…何度も遅刻してマネージャーに怒られているし・・・」
待ち合わせの海近くの公園には穏やかで、若干冷たいが気持ちのいい風が吹いていた
裕也「あっ、もう18時55分か…まだ来ないなぁ」
その時
麻衣美「あ、あの…」
裕也「あっ!どうも」
麻衣美「す、すみませんギリギリですよね…私、本当に時間にルーズで…」
裕也「い、いや別に俺も今着いたばかりだし気にしないで…」
麻衣美「あ、あのこれ、この前、助けていただいたお礼といっては何ですが…すごくつまらない物ですけど…」
裕也「い、いいよ、そんな気使わなくても…」
麻衣美「い、いえ、あの時、助けていただけなければ、もしかしたら今、ここにはいないかもしれないですので…」
裕也「あっ、そう、じゃあ、遠慮なくいただくよ…」
麻衣美「ちょっとお腹すきませんか?あそこにハンバーガー屋さんあるので買ってそこのベンチに座って少しお話しでもしませんか?
裕也「えっ!い、いやでも忙しいんじゃないの?」
麻衣美「いえ、今日はもうレッスン終わってやる事ないので大丈夫ですよ」
裕也「あっ、そう、じゃあそうしようか…」
この後二人はハンバーガーとフライドポテトなどを買い自分たちの生い立ちや悩みなどを話し合うのだった
続く…