次の日の◯時、川野率いるチームは帝東大病院につき天皇陛下の手術を行う予定だった、しかし…
帝東大病院エリート医師「おっ!きたぞ」
帝東大病院外科部長「川野先生お待ちしておりました!」
川野「ありがとうございます、天皇陛下の容態はいかがですか?」
帝東大病院外科部長「大丈夫です、安定していらっしゃいます!??後ろの方々はどなたでしょうか?」
川野「はい!彼らなくしては今回の天皇陛下の手術は無事に成功することは不可能と思い連れて参りました」
帝東大病院外科部長「ちょ…ちょっと待ってください!サポートの方はこちらの帝東大理科Ⅲ類を出た医師達がしっかりとサポートしますので、こんな偏差値が低い…いや何でもないです」
川野「いえ、このチームでなければ今回の手術はできません、それでは今日の手術は帝東大病院の方々でやっていただけるということで宜しいでしょうか?」
帝東大病院外科部長「ちょっと、待ってください…わかりました、ではこちらへ」
川野「ありがとうございます」
帝東大病院外科部長「こちらが控え室になります、準備が出来次第お呼びしますので、しばしお待ちください」
川野「わかりました、ありがとうございます」
帝東大病院外科部長「では!」
ガチャ(ドアを閉める音)
チームのメンバー「おいおい!なんだよあの態度!俺達の事、見下してる感じがすごく伝わってきたな…嫌な感じだなぁ…先生!今日の手術は必ず成功させてあいつらに赤っ恥をかかせてやりましょう!
川野「……君は何か勘違いしてるんじゃないのかな?我々の目的は目の前の苦しんでいる患者を救う事だけを考えればいい、それが天皇陛下であろうが誰であろうが関係ないんだよ手術に勝ちも負けもない目の前の患者を全力で助ける、それが我々の使命でもありそれをする為にここに来たのだよ、帝東大病院のエリート医師に勝ちに来たわけじゃないんだよ」
チームのメンバー「はい…すいません…自分が間違っていました…反省します」
川野「それならいいよ、期待してるよ!君がいなければ今回の手術の成功はないんだからね」
チームのメンバー「はい!」
その頃、帝東大病院の医師達は
帝東大病院エリート医師A「外科部長!どうするんですか!冗談じゃないですよあんな偏差値の低い奴らを天下の帝東大病院の手術室に入れるなんて…」
帝東大病院外科部長「仕方ないだろ…どうにもならんよ…」
帝東大病院エリート医師A「しかし」
帝東大病院外科部長「とにかく時間もないから準備を進めてくれ」
帝東大病院エリート医師A「…はい、わかりました」
帝東大病院エリート医師A「くそ!納得いかない、これじゃあ、俺達エリートがあんな落ちこぼれ達に負けたみたいに見えるじゃないか!!」
帝東大病院エリート医師B「…あっそうだ!いい事を思いついた」
帝東大病院エリート医師達「ヒソヒソ…」
帝東大病院エリート医師A「ふふっ、それはいいな、おもしろいふふっ」
この後、川野達チームに待ち受けるものとは
Part6に続く…