落ちこぼれの中卒フリーターとトップアイドルとの出会い2章 Part6


和美〜和美〜


白鳥美華「えぇ…誰か呼んでない…」


和美「あっ!」


ガラガラ(ドアを開ける音)


和美「ちょっとうるさいんだけど!お母さんに言ってよ!」


修二「呼んでも出ねえんだよ!」 


和美「トイレかな?なんか用?」


修二「頼まれたビール持ってきたんだよ!」


和美「あぁ…ちょっと待って今、行くから…面倒くさいなぁ…白鳥さんちょっと待っててすぐ戻ってくるから」


白鳥美華「うん…」


ガチャ(ドアを開ける音)


和美「お金は?」


修二「あぁ、先にもらってるよ!」


和美「じゃあ」


修二「ちょ、ちょっと誰かいんの?」


和美「別に関係ないでしょ!それじゃあ」


修二「あーお前の親父にさぁ、あんまり酒飲み過ぎるなって言っとけよ!」


和美「あーもう、うるさい!早く帰って」


ガチャ(ドアを閉める音)


和美「あーうざい本当に嫌いあいつ…」


和美の母「和美!ごめんごめん…お母さんトイレ入ってた、ありがとうね」


和美「うん…あ、ごめんね白鳥さん」


白鳥美華「あの人は…」


和美「あぁ私の幼なじみの修二、すぐそこの酒屋の息子」


白鳥美華「付き合ってんの?」


和美「え…まさか(笑)地球が滅んでもあんなのと付き合うとかありえないよ(笑)」


白鳥美華「どこの高校?勉強はできるの?どんな人なの?付き合ってる人はいるの?」


和美「高校は東京山田高校、あいつ子供の頃からサッカーやっていて確かスポーツ推薦で入ったんじゃないかな?


中学の時は都の代表にも選ばれていたから結構うまいんじゃないかな?でも足を怪我して今はもうサッカーやってないと思う」


白鳥美華「へぇ…そう…」


和美「えっ!まさかあんなのがタイプとか?」


白鳥美華「……いやいやありえないでしょ!あんな下流の庶民とか!


私と付き合うなら最低でも偏差値70以上はある高校の男性で身長は180cm以上でイケメンじゃないとつり合わないでしょ…」


和美「はぁ……」


白鳥美華「じゃあ私はこれからバイオリンのレッスンがあるから帰るね」


和美「あ、うん…」


和美の母「あれ!白鳥さんもう帰っちゃうの?ご飯食べていけばいいのに」


白鳥美華「いえ!私これからちょっと用事ありますので、ちなみにさっきの男性の方は酒屋さんの方なんですか?」


和美の母「えっ!うん、そこの角を曲がって50mぐらいかな?行った先にあるお店の子ね、どうかしたの?」


白鳥美華「いえ…なんでもないです、あっ!ケーキ美味しかったですありがとうございました、それでは」


和美の母「車に気をつけてね」


白鳥美華「はい、ありがとうございます、失礼します」


ガチャ(ドアを閉める音)


この後、和美と白鳥と修二に待ち受ける運命とはいったい…


Part7へ続く