全く学校に行く気のない優也、だらだらと過ごしている間に
時は過ぎていき、この若者が10代でしか得ることが出来ない、貴重な時間を時が奪っていく
優也「あ〜今日はもう1限には間に合わないから
2限から出るか…
暇だし、コンビニで少年ジャンボでも読むか…鬼滅の刀ってどこまで読んだっけ?
俺、最近、読んでないからわかんないんだよね…」
その頃、麻衣美の娘、飛鳥は
飛鳥「ねぇ〜岡田さん体だるいから学校に休むって連絡して〜」
家政婦岡田「ダメです!早く着替えてください!遅れますので」
飛鳥「もう〜本当に体だるいんだって…アニメの見過ぎで(小声)」
家政婦岡田「それじゃあいってらっしゃいませ!
ほらほら、早く行かないと本当に遅れますよ」
飛鳥「あ〜もうつまんないんだよ学校なんて…あっそうだ!
今日、少年ジャンボの発売日じゃん!コンビニで鬼滅の刀、読んでから行こう!
あ〜でも家から最寄りの駅はまずいし、学校のある駅もまずいからな…ひとつ前の駅で降りるか」
その頃、学校のある駅で降り目の前のコンビニで
少年ジャンボを読む優也
優也「ふ〜ん、まぁまぁおもしろいかな、っうか鬼、強すぎだろ、鬼だけに鬼つえーってか」
その時、コンビニの自動ドアが開く
シャーーー(自動ドアが開く音)
店員「いらっしゃいませ!」
飛鳥「鬼滅♪鬼滅♪・・・えっ!マジかよ!!
すげー頭悪そうな男子高生がいるじゃん!
何でこんな時間にコンビニで立ち読みなんてしてんだよ、早く学校行けよ…」
なにか、ただならぬ殺気を感じた優也は静かに顔を左に向ける
優也「うわ…なんだよあの性格悪そうな女は…
女子高生かあれ?なんか小学生が女子高生のコスプレしてんじゃねーのか」
飛鳥「あ〜もう興味ないけどアイツがいなくなるまでWANWANでも読むか…」
優也「つーかこんな時間にコンビニで立ち読みなんてしてんじゃねーよ
早く学校行けよ…あぁそろそろ行くかくだらねえけど…」
コーラとポテトチップスコンソメ味を買って店を出る優也
店員「ありがとうございました!」
飛鳥「おっ!あの頭悪そうな奴いったじゃん!
よし!鬼滅♪鬼滅♪ 」
この二人の出会いは運命的なものなのだろうか、それとも…
Part3へ続く