落ちこぼれの中卒フリーターとトップアイドルとの出会い4章 Part9

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床はジュースのオアシスができ、お菓子はチョコレートとクッキーとバームクーヘンが


お互いにくっつきメーカーが出した新商品の様になっていた


割れたガラスには色がつき、まるでアートのようだった


飛鳥「ちょ、ちょっと何やってんの、岡田さ〜ん何か拭くもの持ってきて」


優也「だ、だいじょうぶですか、危ないからあまり触らない方がいいですよ…」


麻衣美「ごめんなさいね、ちょっと手が滑っちゃって…」


飛鳥「もう、しっかりしてよ…」


麻衣美「本当にごめんね…」


優也「でも、ケガがなくて良かったですね」


その後、無事に片付けは終わり麻衣美に夕飯を食べていかないかと誘われる優也


麻衣美「優也さんこの後、何か用事はあるの?」


優也「い、いや別にないですけど」


麻衣美「だったら夕飯食べていかない?」


飛鳥「おー食べていけよ!岡田さんの麻婆春雨は絶品なんだよ!」


優也「…じゃあ…お言葉に甘えて」


夕飯を食べながらいろいろなことを話し合う3人


その姿を見た家政婦岡田は、優也がとても他人とは思えず不思議な気持ちになる


麻衣美「優也さんは大学に行くの?」


優也「いや…自分、勉強あんまり得意じゃないですし…」


麻衣美「そんなのやってみなければわからないじゃない!


そうそう飛鳥あなた英語教えてあげればいいじゃない」


飛鳥「あーそうだね、教えてあげるよ!」


優也「い、いやでも俺、本当に勉強苦手だから…できないよ…無理だよ…」


飛鳥「あのさぁ…お前そういうところがダメなんだって、やってもいないのに無理とか言うなよ」


家政婦岡田「ふふふっ」


飛鳥「……なに、岡田さん?」


家政婦岡田「いえ、さっきから何か優也さんがとても


他人には見えなくて、なんかおかしいなと思ってふふふっ」


麻衣美「………」


飛鳥「何それハハハハッ」


優也「ハハハハッ」


楽しい夕食の時間も過ぎ家路に帰ろうとする優也


優也「あっそろそろ自分もう帰ります」


麻衣美「あらそう、楽しかったわ、ありがとうね」


飛鳥「また遊びに来いよ!」


優也「それじゃあ、あっ!岡田さん料理の方おいしかったです


ありがとうございました、それじゃあ」


ガチャ(ドアを開ける音)


バタン(ドアを閉める音)


飛鳥「………」


飛鳥の横顔をしばらく見つめる麻衣美


飛鳥「……えっ!何?!」


麻衣美「ううん、なんか久しぶりに、飛鳥が心から笑っている姿が見れたなと思って」


飛鳥「そう……」


麻衣美「飛鳥、優也さんのこと好きでしょ?」


飛鳥「な、な、な何言ってんだよ、バ、バカじゃないの


あ、あんな奴、す、すきなわけないじゃん」


トントントントントン(階段を上る音)


その場にいずらくなったのか自分の部屋に戻っていく飛鳥


麻衣美「ゆうやさん………」


この後、いったいどんなことが3人を待ち構えてるのだろうか


Part10へ続く